2015.11.25

キッチンレンジフード~常時ボタンって何?~

おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。  カレンダーを見てみると来週はもう“師走”。気がつけば、今年もあとひと月あまりとなりました。日に日に寒さが増し、風邪も流行っています。体調に気を付けながら暖かくしてお過ごしくださいね。   さて、本日はキッチンのレンジフードの話。リフォームを終えた新しいキッチンを使っていて、ふとレンジフードに目をやると、 ... 続きを読む

2015.11.17

杭のはなし~「地盤改良杭」と「基礎杭」

おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。  横浜市で地上11階建て86戸のマンションが傾いたことが発端となり、杭打ち工事のデータ改ざんが大きな社会問題になっています。 連日のニュースで「支持層」や「N値」など、建築の専門用語が目に付きますが、キャスターや解説者による説明が繰り返されていますので、業界関係者でない一般の方にも、ある程度はその経緯がお分かりいただける... 続きを読む

2015.11.09

「えぇっ? これって宅造かかるの?」~ “宅造規制法”を読み解く!【後編】

おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。  【前編】では「宅地造成等規制法」の概略について触れました。 今回は、現場での実務を中心にお話します。 【前編】でも触れましたが、この規制区域で対象工事をおこなう場合、工事着手の前に図面や構造計算書を添付した申請書を都道府県知事に提出し、許可を受けなければなりません。 兵庫県の場合、申請から工事完了までのフローチャートは... 続きを読む

2015.11.07

「えぇっ? これって宅造かかるの?」~ “宅造規制法”を読み解く!【前編】

おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。  こんにちは。宝塚展示場スタッフの松井です。 三和建設の工事部門には、木造やRCの建設部の他に宅地造成や土木工事を扱う「開発・造成部」があります。 「開発・造成部」では、主に自社分譲地の開発行為申請や宅地造成工事をおこなっています。   三和建設には、建築の技術者だけでなく土木の専任技術者もいることから、敷地... 続きを読む

2015.11.03

コンクリートとアスファルト・・・トンネル内はどうしてコンクリート舗装?

おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。  こんにちは。宝塚展示場スタッフの吉川です。 昨日は雨が降って気温も低かったのですが、11/3文化の日の今日は、秋晴れのいいお天気で20℃近くまで気温もあがるようです。 世間では国民の祝日ですが、私たちの「RCの家」モデルハウスは営業しています。絶好の行楽日和の中、私は朝一番で神戸のお客さまを訪問してきました。 高速道路... 続きを読む

2015.10.26

鉄骨造とRC造・・・基礎の形状も違います!②~「剛接合とピン接合」

おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。  阪急電車の夙川駅近くで建設中の店舗併用マンションは重量鉄骨造の3階建です。 前回のブログ(→こちら)でも触れましたが、重量鉄骨造のほとんどは、骨組を“剛接合”とした『ラーメン構造』となっています。 構造検討をおこなうにあたって、“剛接合”ではない接合部は“ピン接合”と呼ばれています。   「何が、どう違うの?... 続きを読む

2015.10.24

鉄骨造とRC造・・・基礎の形状も違います!①~「ラーメン構造と独立基礎」

おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。  こんにちは。宝塚展示場スタッフの吉川です。 今回は阪急夙川駅近くで建設中の店舗併用マンション工事現場の様子をお送りいたします。 こちらの店舗併用マンションは重量鉄骨造3階建。延べ床面積はおよそ214坪となっています。 現場にお邪魔した時間はちょうどお昼時。秋晴れのいい陽気の中、鉄筋職人さん達は休憩中でした。みなさん、... 続きを読む

2015.10.22

営業マンが作ります!住宅模型の作り方~その③

おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。  「住宅模型の作り方」も今回が最終回となります。今回は組み立て作業の様子をお伝えします。     余分目に切り離した下図を、スチレンボードに仮留めしてから、丁寧に切り出します。ここは仕上がり精度に影響しますので、特に慎重に・・・     勾配屋根のパーツの場合、接合部は屋根勾... 続きを読む

2015.10.20

営業マンが作ります!住宅模型の作り方~その②

おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。  「その①」では、使用する材料やツールをご紹介しました。今回は製作の様子をお伝えします。 上の図は木造住宅の屋根のパーツです。中央の寄棟の屋根伏図を、CADを駆使してそれぞれのパーツに分割して描いています。 住宅模型を作る時、おそらく一番難しいのがこの寄棟屋根だと思います。屋根の流れ方向は平面上の寸法と違って長くなるの... 続きを読む

2015.10.18

営業マンが作ります!住宅模型の作り方~その①

おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。  注文住宅をご提案する際、住宅会社はいろんなツールを用いて練りに練った家のイメージをお客様にお伝えしよう頑張ります。 間取り図(平面図)に着色したり、立面図が立体的に見えるように影を付けたりはもちろん、イメージ写真や、外観・内観パースを作成するなどは、パソコンソフトの普及もあって、もはや当たり前とも言えます。 「いかにし... 続きを読む